Petition 'FOOD vs FEED' to the UN

This petition is now closed. we thank you for your support.

 

An appeal to the United Nations and its agencies to channel available food resources to needy people and not to farm animals.

This petition will be delivered on World Vegetarian Day (1 October 2009) in New York, Rome and Geneva.

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嘆 願 書
バンキムン国連事務総長殿
同報:
ジャック・ディウ国連食糧農業機関(FAO)事務局長殿
マーガレット・チャン世界保健機構(WHO)事務局長殿

立案者:
-イェンス・ホルム スゥエーデン欧州議会議員
公式サイト:www.jensholm.se/english

-スイス ベジタリアン ユニオン(SVV)
公式サイト:www.vegetarismus.ch

-ヨーロピアン ベジタリアン アニマル ニュース アライアンス(EVANA)
公式サイト:www.evana.org


《食料と飼料》

国連事務総長殿

1996年11月に開催された世界食料サミットにて採択された“世界食料安全保障のためのローマ宣言”において、次の通り宣誓されている。“我々は、世界の食料安全保障の達成と、全ての国で飢餓の撲滅のための努力を継続し、まず2015年までに栄養不足人口を現在の水準の半分に削減することを目指すとの政治的意思と各国及び共通の誓約について宣誓する。”
しかし一方で、2008年現在、世界各国至る所で栄養失調や飢餓に苦しむ人々が増加するばかりか新たにピークに達しようとしている。穀物収穫量の減少、価格の急騰、環境破壊を無視した農業形態など、貧困層の人々をさらに生活苦に追い詰めていくこれらの社会的現状が要因と云える。

一例として、毎年600万人もの子供達が栄養失調や飢餓に苦しみ息絶えていく残酷な状況下において、いまだ尚莫大な量の穀物が家畜用飼料として使用されているのは黙認し難い事実である。

人類の名において、一人一人が責任を担うグローバルな共同体として、僅か1キロ程度の牛肉を生産する為に7~16キロの穀物や大豆、15.500リットルにも及ぶ水、そして323平方メートルの放牧地を犠牲にすることはもはや考え難い事実である。全ての人々が充分に暮らしてゆける食料を確保していく為に、地球そして世界中の人類にとってエコロジカルな農業形態を改めて見直す必要性があるのではないだろうか。

喩えFAOの専門家が“家畜は環境にとって最大の脅威である”と謳ったとしても、現状を変えていく為にあらゆる農業技術を率先して推奨するわけでもなく、危機が迫っている地球にさらなるダメージを与える取り返しのつかない危険な行動を全く省みない人々は後を絶たない。

世界中の飢餓に苦しむ人々、何百万人のベジタリアンを代表し、健全な代替農業形態を探求する目的の元、各国政府、国際機関のリーダーにべジタリズム(菜食主義)の観念を踏まえて科学的調査研究の実行を要求する。地球の天然資源、人類を救うべジタリズムのライフスタイルは、偏った概念に捕われることなく今後さらなる研究及び投資を行なっていくだけの大いなる可能性を秘めていると考える。人類にとっての終わりなき論議~“食料と飼料”~に決着を付ける為の鍵となるべジタリズムの視点に改めて着目すべきである。

拠って、我々は国連及び事務局に対しべジタリズムの概念を改めて見直し、多角的な利点を一つ一つ厳密に検証していくことを要求する。そこから我々の掛け替えのない地球を飢餓のない世界へと導いていく為の具体的な政策が生み出されることを心から期待する。

署名:


参考文献:
1.世界人権宣言:“第二十五条 すべて人は、衣食住、医療及び必要な社会的施設等により、自己及び家族の健康及び福祉に十分な生活水準を保持する権利並びに失業、疾病、心身障害、配偶者の死亡、老齢その他不可抗力による生活不能の場合は、保障を受ける権利を有する。”
http://www.un.org/Overview/rights.html

2. 世界食料安全保障のためのローマ宣言:“我々は、世界の食料安全保障の達成と、全ての国で飢餓の撲滅のための努力を継続し、まず2015年までに栄養不足人口を現在の水準の半分に削減することを目指すとの政治的意思と各国及び共通の誓約について宣誓する。”
http://www.fao.org/docrep/003/w3613e/w3613e00.htm

3.FAO:“家畜は環境にとって最大の脅威である。”
http://www.fao.org/newsroom/en/news/2006/1000448/index.html

経歴:
1. イェンス・ホルム:“家畜産業と機構-穀物収穫量の3分の1が家畜の飼料となる現実は果たして合理的なのだろうか?”
http://www.jensholm.se/wp-content/uploads/2008/03meat%20climate%20report.pdf

2. スイス ベジタリアン ユニオン(SVV):“肉の消費がもたらす環境問題”
http://www.vegetarismus.ch/info/eoeko.htm


Translation : Satomi Aoki - 青木聖
Kind Translators, www.kindtranslators.com

If you have any questions or remarks to this petition please contact: info (at) evana.org